今回インタビューを受けていただいたマイケルさんは、イギリス・サリー州の出身。大学を卒業後、沖縄の離島に渡りALTとして働いたのちに関東でインバウンド向けのガイド事業を立ち上げました。その後、平谷村に移住して現在は「地域おこし協力隊」として働くかたわら、狩猟や藁細工、稲作などに取り組んでいます。

「これからの日本は、自然と伝統が残る地方にこそ価値があるんじゃないかな。」と語るマイケルさんが、平谷村で働きながら一体どんな暮らしをしているのか伺ってきました。

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出身地 イングランド サリー州(ホームカウンティ)
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現居住地 長野県下伊那郡平谷村
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Uターン歴 2年
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仕事/暮らし 地域おこし協力隊/サスティナブルライフ
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━━マイケルさんが日本に来たのはいつですか?また、来日した理由を教えてください。

大学を卒業した10年前に「どこか外国の自然豊かなところに住んでみたい。」と思い沖縄に渡り、現地ではALT(アシスタントランゲージティーチャー)として働いていました。

人との繋がりを大切にしながら、自然とともに生きたいと語るマイケルさん

━━なぜ日本でも自然豊かなところが良かったのですか?

もともと自然志向だったのもありますが、都会では人々が職業上での繋がりが主だったので、より人間関係が濃くてさまざまな伝統文化と自然が残る日本の田舎での暮らしに憧れを持ちました。

僕の出身のイギリスでも今は、「日本へ旅行に行くなら、東京よりも地方に行きたい」という人が増えているので、これからの日本は自然と伝統が残る地方にこそ価値があるんじゃないかなと思います。

インバウンド向けの観光ガイドとしては、箱根や東京近郊の山々を案内して周っていたそう

━━移住する前にはどんなことをしていましたか?また移住のきっかけはなんですか?

神奈川や東京の自然の残る地域で、インバウンド向けの観光ガイドをしていました。コロナ禍でインバウンド需要がなくなってしまったのと、そのタイミングで妻との間に子どもを授かったので、より自然の多い地域でなにか新しいことを始めたいと、平谷村に移住しました。

平谷村では地元の農家の方に教えてもらいながら稲作にも励んでいる

━━平谷村ではどんな取り組みをしていますか?また、現在取り組んでいることへの感想を教えてください。

「地域おこし協力隊」として平谷村での生活基盤を作るかたわら、地元の方々に教えてもらいながら狩猟や藁細工、稲作をしています。

とくに藁細工では、わらじを履いて平谷の山中を走る「平谷村草鞋遠足(わらじマラソン)大会」というイベントを開催して、多くの人に日本の伝統工芸である藁細工に興味を持ってもらえるように取り組んでいます。

日本に来て10年経ちますが、平谷での生活を送る今が一番色々なことを学ぶ機会があり、楽しいです!

日本伝統の藁細工の手法を地元の人々に教えてもらいながら、学びの日々を送る

━━これから先、仕事の面ではどんなことをしてみたいですか?

クラフトビールの工房を作りたいと思い、現在計画を練っています。また海外旅行の規制が解けたら、南信州の塩の道(三州街道)や中山道など、日本の歴史的に重要な旧街道が通る地域でその歴史的な背景と自然の素晴らしさを伝えながら、インバウンドの観光客向けのガイドを再開したいと思っています。

日本人の妻、南さんとお子さんと平谷村で送る幸せな日々

━━では、暮らしの面では何をしてみたいですか?

現在取り組んでいる狩猟や農業、藁細工といった日本の伝統工芸に触れながら持続性のある日本での田舎暮らしを続けていきたいと思っています。

前述した「平谷村草鞋遠足(わらじマラソン)大会」は今年の9月3日-4日にも開催予定だそうです。イベント詳細はFacebookページで発信するとのことなので、気になる方はぜひご覧ください。

平谷村草鞋遠足(わらじマラソン)大会


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