I-Portに加盟している支援機関の特徴や、普段どんな仕事をしているのかについてお伝えしている「おしえて!支援機関さん」。第10回目は飯田信用金庫さんです。飯田市内に住んでいれば「しんきんさん」でおなじみの地域金融機関ですね。

飯田市本町にある飯田信用金庫本店の様子(左)とロゴマーク(右)

そもそも「飯田信用金庫」ってどんなところ?

飯田信用金庫は全国各地にある信用金庫のひとつ。飯田下伊那に唯一本店を置く金融機関です。「地域に寄り添い、お客さまと強い絆で結ばれた南信州の価値向上に貢献する金融機関」を経営ビジョンに掲げ、Face to Faceを大切に活動しています。
店舗網は飯田下伊那だけで23店舗。もっとも身近な金融機関と言えるかもしれません。実際に南信州エリア内での預金シェアは45.1%、貸出金シェアに至っては53.2%となっており、ともに地域内No.1です(2022年3月末時点)。


顧客満足に対する基本方針も、南信州を象徴する果物であるりんごを用いて「りんご宣言」として発信するなど、徹底的に南信州に密着しています。

りんご宣言!!

具体的にどんな特徴があるの?

 南信州に密着した金融機関ということもあり、その最大の特徴は南信州エリアにおけるネットワークと言えそうです。たとえば、45歳以下の企業経営者またはその後継者で構成されている「しんきん若手経営者の会(SYMS:シームス)」は1976年から40年以上も活動している団体ですが、OB会にあたる「SYMS同友会」も合わせると約900人の経営者団体として、勉強会やセミナーの開催、情報交換や交流を積極的に行っています。


また違った切り口としては「しんきん南信州地域研究所」というシンクタンクを持っています。
地域内の経済に関する情報を収集・分析しており、毎月「飯伊地区産業経済動向」として誰でも見ることができます。飯田下伊那エリアといったように特定の地域に絞った情報や分析は意外とインターネット上になかったりするので、とてもありがたいですね。

最後に飯田信用金庫営業統括部ビジネスソリューション課の須山調査役、玉井サブリーダーからコメントをいただきました!

「飯田信用金庫はFace to Faceの関係を大切にしています。そのため創業のご相談についても形になっていない段階から一緒に考えていきたいと思っていますし、創業した後のサポートも何より大切にしています。

 また地域密着ということは、仕事が終われば同じ地域に住む生活者になります。地域のイベントやお祭り、家族同士のつながりなどで、担当が外れた後も繋がりが続くこともあります。同じ地域に住む仲間として一緒に南信州を盛り上げたいと思っているので、どうぞよろしくお願いいたします」

それでは、また次回をお楽しみに!


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