こんにちは、すーさんです。

「マズい…コラム…書かなきゃ…書かなきゃ」
そう思ってキーボードに手を置いたものの、そこで手が止まりました。
ネタがない。まったく思いつかない。皆さんもこういう日、ありませんか?

最近の私は、こういう時はとりあえず ChatGPT に相談するようになっています。
検索する前にAIに聞く、みたいな生活がすっかり定着してきました。

そんな流れで返ってきたのが、
「GPTsを使った記事、書いてみません?」
という提案でした。

GPTs??名前は聞いたことがある。でも、正直ちゃんと理解していない。
「普通のChatGPTと何が違うの?」
そんな素朴な興味が湧いてきて、良い機会なので少し深掘りしてみることにしました。

聞いてみたら、“違い”が思ったより大きかった

私の今までの記事の制作プロセスは

  1. 記事制作用のプロジェクト内の特定チャット内でChatGPTに相談する
  2. 幾つか挙がったものから自分なりの解釈で記述できるものをピックアップし、全体の構成について情報を渡す
  3. 過去の文体を元に記事を出力させ、不自然な箇所や解釈違いの箇所を指摘しブラッシュアップ
  4. 細かい所をリライト、加筆し、最終成果物に仕上げる

となっています。

ではGPTsを使うとどんなメリットがあるんでしょうか?

ChatGPTにあれこれ質問してみると、こんな説明がありました。

「このチャットは文脈が育っているけれど、GPTsは“スレッドの外”でも同じ前提で動けます。」

この説明で「ピーーンッ」と私の中で閃くものがありました。

私が“すーさん文体”で書けているのは、特定のスレッドで長く記事制作を続けてきたからです。
ChatGPTは、その場で蓄積された情報や空気感が文章に反映されているんですよね。

一方、GPTsには、

  • 文体や語尾のテンポをプロファイルとして持てる
  • よく使う書き方を初期状態にできる
  • 過去の文章や情報ファイルを読み込ませられる

といった特徴があると分かりました。

なるほど…正直他所で同じ文体で書くことがないから今まで「同じプロジェクトの中で書いてれば良いか」と思っていたけど、「蓄積した経験や情報を元に横展開できる」というメリットは色んな場面で有効活用できる事は間違いなさそうだ。

この記事自体を1からGPTsで作らせてみるぞ!

GeminiのNano BananaにGPTsの画像を作らせてみるテスト

どうせ初めて触るなら、この記事をマルッと全部GPTsに作らせてみるのも面白いか…。そんな気持ちで、今回は“学びながら作る”スタイルにしてみました。

以下は、実際にGPTsを作るときの流れです。
良い機会なので、これを読んでいるあなたも今すぐ触れそうなら、ぜひ一緒にチャレンジしてみてください。

ステップ1:GPTs作成画面を開く

ChatGPTの左メニューから
GPTs → Create(新規作成)を選びます。

ステップ2:ざっくり役割を伝える

まずは自然な文章で、「このGPTに何をしてほしいか」を伝えます。

例:デザイナー向けのコラムを書くときに、構成案と下書きを手伝ってくれるGPTを作りたいです。

この段階では、多少ざっくりで大丈夫です。

ステップ3:Configureで性格や書き方を整える

ここがいちばん大事なパートです。

  • 一人称はどうするか
  • 語尾や文章のテンポ
  • 想定している読者
  • 専門用語の扱い方
  • やってほしくない書き方

「毎回こうお願いしてたな」というポイントを、まとめて書いておくイメージです。

ステップ4:Knowledgeに過去の文章を追加する

過去のコラムやブログ記事を、テキストファイルで追加します。(PDFでもできるらしい)
文章の“らしさ”が一気に安定します。

ステップ5:会話しながら微調整する

実際に使ってみて、

「ここ、もう少し柔らかく」
「この言い回しは使わないで」

とやり取りしながら育てていくと、かなり実用的になります。

で、実際どうだったかという話

ここまでのプロセスに沿ってGPTsを作成し、実際このコラムを出力させてみました。
正直な所「今まで使ってたチャットと遜色ないレベルで使える」という感じでした。

というのも、今まで使ってたチャットをベースにGPTsを作らせているのでかなり精度が高いものになったからです。ここは今までの蓄積が多いですね。

逆に言うと、今まで蓄積したものがあれば横展開はかなり精度高くできるという事です。

とは言え、私はぶっちゃけると「自分で考える頭がある人ほどAIが出力する結果に満足しない」と思っています。この記事も「おいおい、そこは違うだろ」「想像でものを言うなよ」みたいなところが多々あったので加筆とリライトは欠かせませんでした。

とはいえ、0→1のプロセスが1番時間が掛かるので、そのハードルをスキップできるのは本当に便利だし、加えてGPTsを利用する事で「蓄積したものを手軽に横展開できる」という点は今回の大きな収穫でした。

GPTsとプロジェクトの違いをまとめてみる

今回のGPTsづくりは、「ちょっと便利になればいいな」くらいの軽い気持ちで始めた実験でした。
でも、使っていくうちに、GPTsとプロジェクトでは役割がまったく違うことに気づきました。

GPTsは、
ChatGPTを使う中で「これは汎用的に使えると便利だな」と感じたやり方を、
テンプレートとして保存しておく仕組み
だと思っています。

たとえば、

  • 文章をやわらかく整える
  • 導入案をいくつか出す
  • 専門用語にひとこと補足を入れる
  • いつものトーンで書き直す

こういった“毎回やっていたお願いごと”を、
最初から組み込んでおけるのがGPTsの強さです。

一方で、プロジェクトは、
文章の積み上げや、過去チャットの文脈をそのまま残しておく場所 です。

  • 以前の記事を参照したい
  • 前のやり取りを踏まえて続きを書きたい
  • シリーズものの空気感を保ちたい

こうした作業は、プロジェクトのほうが圧倒的にやりやすい。

だからこそ今回の一番の学びは、
GPTsは「汎用化のためのテンプレート」、
プロジェクトは「積み上げのための土台」

という違いでした。

読者のみなさんも、まずは興味半分でGPTsを作ってみると、
「これはテンプレート化すると楽だな」
「これはプロジェクトで続けたほうがいいな」
という感覚が、自然と見えてくると思います。

その気づきひとつで、
文章づくりの作業が少しだけラクになるはずです。