あちこちのお店でふじ(りんご)が並んでいるところが見えるようになってきました。

そうすると、もう冬は目の前なんだなあ。と感じます。

 

あちこちで目にしていたりんごの木も大きな実をつけているものだけでなく、葉っぱだけを残したものもどちらも目に付くようになってきた、そんな季節。

冬支度もそろそろ始めないと。

 

忘れちゃいけない、冬支度。こたつにみかんも良いけれど、こたつに干し柿も、無くてはならない冬の景色。

長野県あちこちで、実った渋柿が重たそうな木。軒先や物干し竿にぶら下がっている柿暖簾が日常景色としてありますが市田柿で有名な地区からも程近い場所に住む祖父母の家でもせっせと準備します。

この日は、前回採り残した高いところを中心に、びく2杯分の収穫。まだ木の上の方にはいくつも残っていたけど今年作るのは前の分(この日と同じくらいの量)と合わせてこんなもんかな。なんて言っていた。

包丁なんて大変だから。と、ヘタの近く以外は必殺皮むき機。
「機械でチャーっとやるよりは、ちゃんと手間かけてるよ。」

続いての行程はこちら。

 

ここで何が行なわれているかと言うと…。

1:空っぽの植木鉢の中に蚊取り線香のフタをセット。
2:フタの上で硫黄に火をつける。
3:モクモクと出てくる硫黄の煙を柿に当てるために、剥いた柿を入れたザルに置いておく。
4:硫黄の煙が逃げないようにビニール袋で覆っておく。
5:そのまま25分燻す。ばあちゃん流の「硫黄くん蒸」

柿を干している時に黒くなったりカビたりするのを防ぐための処理。
防ぐ方法はいろいろあるけれど市田柿なんかはこうやっているところも多いとか。

一週間前から干してある柿は少しだけ水分減ってきているみたい。今日準備した柿もこの後お隣に仲間入り。

ここでちょこっと…もしかして、違和感に感じた方もいるかもしれない柿の大きさ。真ん中の小さい方は、市田柿になるものと近い品種。外側にあるのは「はちや」という品種。(こちらは、「蜂屋柿」と言って福島や岐阜などで多く作られている品種のよう)なかなかのビックサイズですが「味も大味よ」とのこと。
柿仕事の途中で、採れたて泥つき大根を持って来てくれた近所のおばあちゃんもこの「はちや」で干し柿してるみたいだけど、皆さんだんだんと作る数は少なくなってるみたい。「みーんな大きな機械でやっちゃうからね!買ったほうが早いわよ。」そんなお話をニコニコしながらしてくれました。

寒い冬なんて嫌だなあ。と思うけど、ちゃんと寒くならないと美味しい干柿にもなってくれないしそう思えば寒い冬も楽しみ。楽しみ。
また、柿もみもみしに行かないと!

 

 

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