こんにちは、すーさんです。
さて、今回は何を書こうかと考えたときに、最近の仕事の中で一つ、印象に残っている出来事があったので、その話を書いてみようと思います。
既存のWebサイトの修正と、ページ追加の依頼がありました。
内容としてはそこまで重くなくて、テキストの修正と動画プレイヤーの実装。いわゆる「やればできるやつ」です。
ただ、こういうときに限って思うんですよね。
「……コーディング思い出すの、面倒だな」と。
当然できないわけじゃない。でも、環境を立ち上げて、記述を思い出して、エラーが出たら調べて……と考えると、手をつけるまでのハードルが地味に高い。
普段コーディング作業から離れてしまっているので本当に面倒に感じてしまうんですよね…。
皆さんも、「できるのは分かっているけど、面倒で後回しにしている作業」ってありませんか?
そこで今回は、この機会にAIに任せてみることにしました。
使ったのは、ChatGPTと同じサービス内で使えるCodexというコード生成AIです。
WordPressのローカル環境構築から、ページ修正、最終的な本番反映まで、どこまでAIと一緒にできるのか。実際に試してみました。
※途中、WordPressやサーバーなど少し専門的な言葉も出てきますが、「AIと一緒に作業すると、仕事の進み方がどう変わるのか」という雰囲気だけでも伝われば嬉しいです。専門的な部分は、なんとなく読み流しても大丈夫です!
Codexに環境構築から任せてみた

まずはWordPressのローカル環境を立ち上げるところからスタートしました。
MAMPを使って、既存サイトのデータを読み込んで表示できる状態にする、という流れです。
これまでもやったことはある作業なんですが、毎回細かい手順を少しずつ忘れています。
- Document Root はどこにするんだっけ
- wp-config のローカル用設定ってどう書くんだっけ
- DBのインポートってどうやるんだっけ
今までは、こういう「思い出せないこと」が出るたびにGoogleで検索していました。
でも今回は、その都度Codexに聞きながら進めてみました。
すると、手順をかなり整理された形で順番に出してくれます。
「次はこれをやってください」
「ここでエラーが出たら、この可能性が高いです」
という感じで、作業のナビゲーションをしてくれるような感覚でした。
これはホントにありがたいことで、今まで当たり前にやっていた「調べる」という工程が、かなり減らせました。
今までの作業は“小さなハードルの連続”だった
実際に作業を進めてみて改めて思ったのですが、Web制作の作業って、大きな壁があるというより、小さなハードルの連続なんですよね。
環境構築、データベースの設定、パスの設定、WordPressの表示確認、ページ修正、CSS調整、アップロード。
一つひとつはそこまで難しくない。でも、その間に細かい「これどうやるんだっけ?」が何度も出てきます。
今までは、その小さなハードルが出てくるたびに、
- エラー文をコピーして検索する
- それっぽい記事をいくつか読む
- 自分の状況に近そうなものを探す
- 試してみる
という流れで進めていました。
これ、1回1回は大した時間じゃないんですが、作業の手が止まるので、集中が切れるんですよね。
気づくと「今何してたんだっけ」となることもよくありました。
今回は「その場で聞きながら進む」になった
今回は、その都度Codexに状況をそのまま伝えました。
今どこまで進んでいるのか。
何をしようとしているのか。
どんなエラーが出ているのか。
画面に何が表示されているのか。
そういう情報をまとめて渡すと、
「原因はこれの可能性が高いです」
「まずここを確認してください」
「次はこの手順で進めてください」
と、次にやることをかなり具体的に示してくれます。
自分で調べて、情報を集めて、判断して、次の行動を決める。
今まで自分がやっていたその部分を、横で一緒にやってくれる感じでした。
ハードルは消えないけど、低くなるって話
作業を通して感じたのは、エラーや問題が無くなるわけではないということです。
実際、データベースのインポートでエラーも出ましたし、Not Found も普通に出ました。
ただ、そこでの体験はこれまでとかなり違いました。
エラーが出たときに、
「で、次は何をすればいいんだっけ」
と手が止まる時間がほとんどなくなりました。
エラー文をそのまま渡すと、原因の可能性と、確認する場所と、次の手順を整理して出してくれる。
自分でいくつも記事を読んで、どれが自分の状況に近いのかを判断する、という工程がかなり減りました。
作業によっては、ハードルを一つずつ低くしてくれるというより、気づいたら車に乗っていて、目的地の近くまで連れていってもらっているような感覚に近かったです。
結果、コーディングの進み方が変わったって話
最終的に、採用ページの修正と動画の実装、テキスト差し替えまで完了して、本番環境へのアップロードも無事終わりました。
コーダーさんに依頼することなく、今回の修正は自分とAIだけで完結しました。
もちろん、最終的な確認や判断は自分でやっていますし、HTMLやCSSがまったく分からない状態だと難しい部分もあると思います。
でも、作業の進み方はこれまでとかなり変わった感覚がありました。
実際、今回は環境構築やアップロードなどの内容にフォーカスしましたが、コーディング作業は完全にAIに任せました。既存のデータを読み込んで、破壊せず、バージョン管理までしてくれます。最強だ…。
また、やってみて一番大きかったのは、検索して記事を探す時間がほぼなくなったことです。
検索する → 記事を探す → 読む → 自分の状況に当てはめる
という工程が、
状況を書く → エラー文を貼る → 次にやることが返ってくる
に変わりました。
時間が短くなったというより、思考が途切れないことの方が大きかった気がしています。
作業が“対話しながら進むもの”になった
これまでのコーディングは、「自分で調べて、自分で進める作業」でした。
でも今回は、
作業する → 分からないところを聞く → 指示が出る → 作業する → また聞く
という、対話しながら進める作業になっていました。
ずっと一人で作業しているのに、横に詳しい人が座っていて、困ったらすぐ聞ける。
そんな感覚に近かったです。なんて頼もしいんだ。
実際にやってみて分かったこと
今回、AIと一緒にWordPressの環境構築からページ修正までやってみて感じたのは、
AIは作業を全部やってくれる存在というより、作業の途中にある細かいハードルを低くしてくれる存在だということでした。(コーディング面では任せっぱなしでしたが)
これまで一つひとつ自分で調べて乗り越えていたハードルを、低くしてくれたり、順番を示してくれたり、場合によってはそのまま向こう側まで連れていってくれる。そんな感覚です。
もし、できなくはないけど面倒で後回しにしている作業がある人ほど、一度AIと一緒にやってみると、作業の感じ方が結構変わると思います。
私自身も、これからは「全部自分でやる」ではなく、「AIと一緒に進める」という前提で、仕事の進め方を少しずつ変えていこうかなと思っています。
興味のあるところから、小さな作業で一度試してみてください!






