
新聞を読まない方におすすめしたい ポッドキャスト聴く3つのメリット
こんにちは。ふくしま新聞店の“ふくたつ”こと福島達也です。
新年になりました。今年もよろしくお願いいたします。
突然ですが、皆さんは「ポッドキャスト」は聴いたことはありますか?ポッドキャストとは「インターネットで配信される、トークを中心とした音声コンテンツ」のことです。ポッドキャストは全世界で6憶人以上が聴取していると推定され、その市場は伸び続けています。特にアメリカでは、2024年の大統領選挙で候補者が人気ポッドキャスト番組に次々と出演し、「ポッドキャスト選挙」と分析したメディアがあるほど社会的に影響力が大きくなっています。日本においても将来的に日本のポッドキャスト市場とその影響力は大きくなると予想されます。ポッドキャストを聴くプラットフォームは「spotify」や「apple podcast」などが一般的です。ただ、聴取できる番組数は膨大で何を聴いたら良いか迷ってしまいます。
私のおすすめは、新聞社が制作しているポッドキャスト番組(以下、ポッドキャスト)を聴くことです。特に普段、新聞を読まない方、読む時間がない方こそ、そのコンテンツをポッドキャストで聴くことをおすすめします。その理由は3つあります。
まず、新聞の文字を読まなくて良いので、目が疲れません。これは私のような45歳で老眼が出始めた、おじさんには助かります。しかも、ポッドキャストは聞き流しているだけで良いので、通勤時間や、家事の時間を有効活用できます。例えば、同じニュースでも新聞の書き言葉で読むより、ポッドキャストの話し言葉で聴いた方がスッと入ることもあるでしょう。普段は忙しくて新聞を読む時間がない方におすすめです。
次に、ポッドキャストは基本的に毎回ごとに話題が完結するというメリットがあります。例えば、新聞を読むことが苦手な方の中には、新しいニュース用語など内容が難しいという声もあります。確かにニュースは日々追い続けていないと、理解が追い付かない一面もあります。しかし、ポッドキャストでは、そのニュースの背景や問題点も含めて、毎回掘り下げて解説してくれるのでわかりやすいです。新聞を読むことに苦手意識がある方にもおすすめします。
最後に、ポッドキャストからは、ニュースだけでなく、そのコンテンツを配信している記者の人柄や個性が伝わってくるという良さがあります。普段、新聞記者(以下、記者)が紙面に掲載する記事では文字数が限られているため、その文章は簡潔で明瞭であることが求められます。その関係で記者もどうしても読者に伝えたい記事だけど、紙面の都合で掲載できないことも多いといいます。こうした記者の記事に対する熱量もポッドキャストで話すことで直接読者に伝えることができます。記者の伝えたい!という気持ちがダイレクトに伝わってくるのがポッドキャストの良さです。新聞をもっと身近に感じたいという方にもおすすめです。
ここまでポッドキャストの良さについてお話しました。次はもう一歩踏み込んで、私が普段聴いているポッドキャストから、その楽しさ、活用法についてお話していきます。
全方位的に使える 朝日新聞ポッドキャストの活用法
私が最初にご紹介したいのは「朝日新聞ポッドキャスト」です。愛称は「朝ポキ」です。朝日新聞は言わずと知れた新聞発行部数130万部(2025年時点)の業界大手の新聞社です。朝日新聞は業界でもポッドキャスト事業に特に力を入れていて、そのコンテンツの幅広さ、内容ともに充実しています。
私が朝ポキを知ったのは2024年に東京の下北沢で開催されたイベント「podcast weekend」でした。これはポッドキャスト配信者と、番組のリスナーが集うイベントで、朝ポキも出店していました。下の写真はここで買った朝ポキのオリジナルキャラクターグッズの缶バッチです。

朝ポキは番組配信だけでなく、リスナーとのイベントを定期的に開催しています。また
朝ポキは「Discord」というコミュニケーション・プラットフォームを活用して、記者とリスナーとの双方向のコミュニティをつくっています。Discordはだれでも加入できます。Discordでは番組の感想などを投稿するだけでなく、料理や漫画、ゲームなどの感想を投稿できるスレッドもあるので、記者と雑談するように気軽に話せるのが楽しいです。
さて、そんな朝ポキが配信しているポッドキャストで、私がおすすめしたいのは以下の3つの番組です。
1. 「ニュースの現場から」
この番組は政治や社会問題、スポーツなど今社会で起きているニュースについて現場の記者たちが、縦横無尽に語り合います。大きなニュースだけでなく、身近な問題について取り上げることも多い印象です。例えば、教育問題で「大学で四則演算など義務教育の内容を教えるのはありか?」という疑問を取り上げて、面倒見の良い大学が求められる現代の風潮について語った回が印象的でした。
2.「報談」
この番組も主に政治のニュースについて取り上げることが多いのです。ただ、「報談」いう番組名の通り、記者が思ったことや言いたいことを遠慮せずに言い合う、とても面白い番組です。特に年明けに収録した回では、紅白歌合戦の振り返りから、NHKの受信料、高市早苗首相のパーソナリティまで、鮮やかに語りつくします。現場の記者ならではの肌感覚が魅力の一つだと思います。
3.「ニュースの学校」
この番組は気になるニュースのキーワードを、記者が毎回10分程度でサクッと解説してくれます。例えば、「ボスニア紛争」や「モンロー主義」など国際政治用語、最近注目の「リバースモーゲージ・リースバック」などをわかりやすく勉強できます。時事ネタに強くなるのはもちろん、受験や就職活動にも活用できるコンテンツです。
ほかにもいろいろ! ポッドキャストの楽しみ方は自由
他にも、私が普段、聴いているポッドキャストとその活用法を2つご紹介します。
私は北海道新聞など地方紙を読むことを日課にしていますが、全国の地方の新聞社が制作しているポッドキャストもよく聴いています。特によく聴いているのが「奈良新聞ポッドキャスト710」という番組です。その企画の一つに「ゆるーく聞く奈良新聞」というコーナーがあります。記者が奈良新聞に掲載されたニュースに奈良弁でゆるーくコメントしていくという内容ですが、のんびりとした雰囲気で奈良の地方ニュースを聞くことに癒されています。奈良県だけあって歴史に関するニュースが多い印象です。最近では大河ドラマに合わせて豊臣秀長の特設サイトが、所縁の地、大和郡山市に設置されたニュースが歴史好きの私としては気になりました。ポッドキャストを聴きながら気になったニュースはそのまま奈良新聞のデジタル版の紙面にアクセスできるようになっているので便利です。
ポッドキャストと紙面のリンクの仕方が秀逸です。
私は英語を勉強しているのですが、毎日欠かさず聴いているのがBBC World Serviceの「Global News Podcast」というニュース番組です。この番組はBBC、イギリスの公共放送が世界の最新ニュースを20分~30分程度にまとめて伝えるポッドキャストです。私は英語のヒアリングの向上を目的に聴いていますが、残念ながら私の英語力はまだまだなので完全に聞き取るには程遠いのが現状です。しかし、BBCは「BBC NEWS JAPAN」という日本語版のニュースサイトを開設していて、ポッドキャストを聴く前に、それを見て“予習”しておけば、英語でも内容を大体は理解することができます。また、ポッドキャストでは紛争で取材する記者の現場リポートがあり、音声だからこそ得られる生々しい世界情勢の実情を知ることができます。英語を勉強している方にはおすすめしたい番組です。
いかがでしたでしょうか?
ポッドキャストも様々な番組があります。その中から自分の関心がある分野や、気になる話題に気軽に触れてみる気持ちで再生ボタンを押してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、私はウオーキングをしながらポッドキャストを聴くことを日課にしています。
歩くことで脳が刺激されて、楽しみながらストレス解消しています。
皆さんもぜひご自身のライフスタイルに合った方法で、ポッドキャストを聴く習慣を取り入れてみてください。






