突然ですが、皆さんは小学生の時、夏休みの宿題は早めに終わらせる方でしたか?私は夏休みが始まる前に終わらせる事に命をかけていました。しかし大人になった今、コラムの締切は過ぎ!8月は終わり9月を迎え!!編集長の堪忍袋もはち切れんばかりにギュイギュイと音を立てている!!!小学生の時の自分、ごめんな…。ぼくはこんな大人になってしまったよ。

さて、夏休みの宿題と言えば自由研究。今回は私のコラムで作成している4コマを画像生成AIに作らせてみたらどうなるか実験してみようと思います。


挑め、画像生成AIの限界…ゆる〜い感じのイラストも表現しちゃっておくれよ!

今回の実験に使うのはお馴染みAdobe Fireflyの生成AIくん。

手順としては、

①ざっくりとしたプロンプト(命令文)を入力して、ベースになるイラストを生成
②ベースとなるイラストとして過去に作成したマンガの一コマをアップロード
③イイ感じになる様にプロンプトと設定を調整する

というステップで行います。但し、吹き出しやテキストは後から足すようにする事で、画像生成の精度を上げたいと思います。

4コマ全体の流れとしては、

①「今回は夏休みの自由研究ってことで、マンガを画像生成で作ってみようと思うんだ」という「起」のシーン
②「でもさっきから挑戦してみてるんだけど、上手くいかないんだよね…」という「承」のシーン
③「そんな時は、度重なる努力〜!」という「転」のシーン
④「一朝一夕でポコポコ良い感じのものが作れると思うなよ甘ったれんな!」という厳しめのツッコミが入る「結」のシーン

としてみたいと思います。

余談ですが実際の所、どんな生成AIも「なんでもどうにかしてくれる魔法」ではなく、使いこなすための技術と習得するための努力が必要です。特に最初に躓くのは「どう命令したら良いのか分からない」というところ。私の周りでも多くの人が命令文がボンヤリとした事しか書けず、ちょっと触ってみてやめてしまっている人が殆どです。かく言う私もそうでした。

最近になって割と「使いこなせてるな」感を持つようになったのは「AIに質問させる」事をしてみる様になってからでした。「こういう事やってみたいんだけどできる?」という命令に「良い結果を出すために必要な情報があったら質問して」と足して、対話形式でより良い結果を生み出していく事ができます。人もAIもコミュニケーションが大事ですね。

さあ、実践してみよう!生成AIで出来上がったマンガはどんなもんじゃい

我らがクマくんが予想した通り、なかなかにカオスなマンガが出来上がりました。クマくんにマスクが装着され、全てのコマで私の姿が別人に変わり、最後のコマにいたっては謎の親熊が現れたり…急に後ろにクマがいたら怖すぎでしょ。

やっぱり統一感出すのは難しいな〜というのが正直なところです。恐らく生成AIの種類によっては統一感を出す事もできると思いますが、今回は誰でも簡易にトライできる範囲内でやってみたかったので、これくらいで一先ず及第点かな、といったところです。

こちらの制作方法としては、Adobe Fireflyの「テキストから画像生成する」に、
「左には様子を伺うかわいい白くま、右にはガスマスクを被ったラップトップを前に悩む男 背景はアクアカラー」
「左には元気よく上を指さすかわいい白くま、右にはガスマスクを被ったびっくりする男 男の髪の色は銀髪 背景は黄色のストライプ 上には白い吹き出し」
「左には喜ぶかわいい白くま、右にはガスマスクを被った喜び踊り狂う男 背景はアクアカラー」
といったテキストを入れて、以下の画像を参照画像としてアップロードしました。

因みに参照画像をアップロードしないと以下の様になります。

これはこれで良いと思うんですがというか、こっちの方が面白いんですが「本来の絵柄に寄せられるか」という実験だったので今回は採用しませんでした。

今回分かったのは

  • 参照画像はかなり重要で、自分が目指したい絵柄のものがあると思ったものが出来上がりやすい
  • 思っている以上にテキストが混ざり合ってしまうため、「○○なAと××なB」と入力しても○×なABと×○なABみたいな事になってしまう

という所でした。なので、

  • 予め参照画像を準備できると楽できるな
  • テキストは明確に区切れる工夫をしてみると良いかも

という事が重要になりそうです。

今回は自由研究という事で実験的な試みをしてみましたがいかがだったでしょうか?次回はちょっと違う方向性の内容をやってみたいと思っています。お楽しみに〜👋


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