ビジネスプランコンペ 表彰式の様子
2019年1月16日に開催された表彰式の様子 写真=飯田市提供

飯田市に拠点を置く有望な起業家や企業を発掘し、事業の成長を伴走型でサポートするべく2013年より開催されている「飯田市起業家ビジネスプランコンペ」。

昨年12月の最終プレゼンテーションを受け、ついに最終結果が発表されました!

前年度には「該当者なし」だった大賞(奨励金200万円)に、株式会社アコーズがみごと選ばれたほか、2件の準大賞(奨励金50万円)、さらに1件の奨励賞の合計4件の受賞が決定。飯田市役所にて、牧野光朗市長から目録と盾が手渡される表彰式が行われました。

賞と事業内容、そして受賞者はそれぞれ以下のとおり。

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<新人起業家部門>

奨励賞「子供若者の成長を応援し、未来づくりの居場所となる「いい塾かなえる教室」山田 利治さん

<新分野チャレンジ部門>

大賞 「付加価値創造型商品「リハビリ用NFC通信歩行系」の開発及び販売」株式会社 アコーズ

準大賞「お食事処 夢のヘルシーハンバーグ丼の移動販売車」北村 裕美 さん

準大賞「手術後のリハビリ用下肢荷重コントロール支援装置の開発及び販売」テクノウェイブサンワ有限会社

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過去5回すべてのコンペティションに審査員として関わってきた久保田優典さん(公益財団法人南信州・飯田産業センター/NESUC-IIDAオーガナイザー)は、今回の結果を受け、こう振り返ります。

「開始当初に比べて、幅広い業種の方の応募があるのは非常に喜ばしいこと。今回、『新人起業家部門』と『新分野チャレンジ部門』と部門を分けたことも、挑戦者の広がりをもたらしたのではないかと感じました。

大賞を受賞した株式会社アコーズは、自社の強みを知り尽くしたうえで挑戦の意欲も感じるビジネスプラン。継続性と広がりを感じることができ、多くの審査員の間で高評価でした。一方、『いい塾かなえる教室』は、事業性という面では難しいものの、地域の課題解決につながる大切な事業として奨励賞となったと考えています」

今回も、受賞がゴールではなく、これからが本番。引き続き、商工会議所を中心にオール飯田でサポートし、たしかな事業へとつなげていければとのこと。受賞者たちの今後の展開が期待されます。

そして2019年度の飯田市起業家ビジネスプランコンペ概要は、春ごろ発表予定とのこと。

あなたも次なる受賞者をめざして挑戦してみませんか。

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