長野県中小企業融資制度の「創業計画書」をモデルにしながら、事業計画書の書き方やお役立ち情報を紹介しているこのコラム。第7回目は計画書の最後にある「その他」欄です。計画書の最後ということは…このコラムも今回で最終回です! 

計画書の「その他」こそチャンス。事業アピールで本気度を伝える! 

 「『その他』の欄って、補足説明がないなら書かなくてもよいのでは?」と思われがちです。実際に注意書きにも「補足説明がありましたら」と書いてあるので、何も書かなかったり、書いてあっても本当に補足程度のことしか書かなかったりするケースが目立ちます。 

 しかし、この空欄は面接試験で言えば「最後に一言、ご自身のことをアピールしてください」と言われているのと同じです。この空欄は事業に対する本気度を相手に伝える大切なスペースになります。ぜひとも有効活用してください。 

具体的なメニューや未来への夢も、ぜひ「その他」で宣言を 

この「その他」欄に記載すると事業計画書の完成度が高くなるポイントは次の3つです 

① ビジョンなど将来的な目標について 

創業計画書は創業後1~2年までの内容しか記載する欄がありません。また開業動機や目的について記載する欄はありますが、長期的なことについて記載する欄がありません。そうしたポイントを補うため、「3年後には飯田下伊那で20代に1番人気のある居酒屋になる」とか「5年後には中南信エリアに10店舗の店を構える」といった内容を示すことで、相手方に自分が将来どうしていきたいのかが伝わり、相互理解がスムーズになります 

② 商品・サービスの一覧やメニュー表について 

この内容も創業計画書では触れられていない内容になりますが、お客さん目線で考えればかなり知りたい内容ですよね。また自分自身にとっても、飲食店を開きたい場合は料理のメニュー表を、美容室やエステ店などのサービス業の場合はコースなどの料金表を、建設業などの場合は見積りに用いる人工単価などを考えて整理すると、ぐっとリアルな、生々しい計画になるのでお勧めです。 

③ 連携先や社員などの仲間について 

 最後は「仲間」についての説明を加えましょう。家族の理解からはじまり、仕入れ先、販売先、外注先、商工会議所といった支援機関とのつながり、地域のネットワークなど、信頼できる仲間の存在はビジネスの成否に大きく影響します。自身の歩みを振り返る意味でも、ぜひ書き加えてもらいたいポイントになります。 

以上で「ゼロからできる!事業計画書」は終了になります。読んで下さったみなさん、ありがとうございました。 

このコラムが創業を考えている方や創業を支援している方に少しでも役立ったならば幸いです。 

それではまたどこかでお会いしましょう! 


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