飯田市座光寺にある、「ripping store」のオーナー椎名麻衣子さんをご紹介します。

海外から輸入した子ども服を中心に、レディース、メンズファッション、小物、雑貨など幅広く取り扱うセレクトショップripping storeには、このお店でしか手に入らない商品ばかりで「おしゃれで可愛いものが大好きな」多くの親子が集っています。僕自身もプレゼント選びの際、椎名さんにセレクトしてもらっている頼れるショップ。また、ヨガ教室やフラワーアレンジメントなどのワークショップも開催され、ママ達から人気を集めています。

椎名さんは飯田市で育ち、風越高校卒業後、文化服装学院に進学。
あの有名セレクトショップ「BEAMS」のアルバイトからスタートし、その人柄や頑張りが周りのスタッフから認められ、遂に正社員となった努力の人です。
最先端のファッションや質の高い接客を学んできた、彼女の根本には「人とお話するのが大好きで、お客様と私を繋ぐツールが洋服だった」という気持ちがあり、それは今でも変わっていないことが彼女の心地よい接客の様子からもわかります。

「BEAMS」で培われた、彼女ならではのセンスはripping storesにも存分に発揮されています。僕もお店を訪れるたびにワクワクさせられて、先日もリメイクの古着とデニムハットを購入。「北村くんに似合うと思って取り寄せたよー」と言われたら嬉しくて、つい常連になってしまいますよね(笑)。

元々の出会いは、彼女が飯田へ帰郷した際、ご家族からの紹介で僕の働いていた美容院へ来てくれたことから。同じ風越高校の先輩で、オシャレで笑顔がステキ。しかも明るく自然体な雰囲気の印象の彼女とは、すぐに仲良くなりました。
出産を機に、仕事と子育ての両立の壁に直面し、飯田に帰る事を決意した彼女は、「子供と2人で生きていくにはどうしたらいいか?」と悩んでいたことも。
僕は、彼女の髪を綺麗にしつつ、色んなお話をしていて「麻衣子さんは、大好きな人達とオシャレの洋服や雑貨に囲まれて、笑顔でいてくれたらいいな」と感じていました。

加えて当初は店舗を構える事は想定になくインターネット販売のみの形を取っていましたが、半年ほど経って麻衣子さんの心の中に「これが私のやりたい事なのか?」と疑問が湧いてきたそう。そして、「もっと人と話したい!」という、その思いに正直に、3ヶ月で今のリッピングストアを開業することに! その時の判断力、行動力に驚かされたことを、今でもはっきりと覚えています。

そうして2011年12月、「ripping store」をオープン。お客様と楽しく会話し、似合う服を共にセレクトし、お客様が喜んで帰っていく姿を見て『そうそう、私の生きる道はコレなんだ!』と確信した彼女。そんな彼女の女性として、母としての魅力にひかれ、さらにお客様が集まっているーー今のripping storeにはそんな好循環が生まれていると思います。

「子どもたちにカワイイ服を着てもらいたい。そして、それを見る大人達も幸せにしたい」――ripping storeには、今日も麻衣子さんの、そんな想いが溢れています。
ベビー服・子供服、レディース・メンズファッションなど日本製のドメスティックブランドを中心に幅広くラインナップ。
子ども服は日本サイズで50㎝~150㎝くらいまでを展開している。

 

 

ヘアアレンジポイント

今回、ripping storeの6周年イベントに向けて、トレードマークだったロングヘアをバッサリ30cmカットした椎名さん。切りっぱなしのボブベースで、彼女のクセのある毛質がパーマのように動くよう、細かく毛量調節し空気感のあるヘアスタイルに仕上げました。
「ふんわりスタイル」なら半乾きでムースを揉み込んで、「ウェットスタイル」はオイルを根元以外の全体になじませて、少し外ハネにするのが◎
スタイリング剤を使いこなすと、同じ髪型でもいろんな表情を引き出せます。みなさんもぜひ、試してみてくださいね。

 

連絡先

ripping store(リッピングストア)

〒395-0001
長野県飯田市座光寺3993−1

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