今回は、舞台照明や映像演出(プロジェクションマッピング)で活動する、齋藤 秀一さんをご紹介します。

齋藤さんは、長野県上田市出身で現在飯田市在住。子ども劇団を主宰する父親の影響で、舞台に関わる大人の中で幼少期を過ごし、小学生の頃から「将来は舞台照明の仕事に就きたい」と思うようになりました。

上田高校を卒業後、東放学園専門学校で舞台照明を専攻し、本格的に照明の世界への研究が始まったそうです。

専門学校卒業後、照明デザイン会社に従事しクラシックバレエ、ポピュラーミュージック、ダンス、演劇をはじめ、能や狂言という伝統芸能など様々なジャンルの舞台照明を経験します。

そして、光が生み出す空間の美しさと可能性にどっぷりとハマり、寝る間を惜しんで研究をする日々を過ごしてきたといいます。

高い所にある照明の位置を介錯棒という竿で調節している様子です。うまく操るまで5年はかかるのだとか。

そんな齋藤さんに転機が訪れたのは、2010年のこと。照明の仕事で飯田市を訪れていた際に、音響界の重鎮竹村清氏と意気投合し、「齋藤くんに飯田に来てほしい」と将来を嘱望された事も後押しとなり、飯田市に活動の拠点を移す事となったのです。それと同時にフリーランスとして独立。移住して8年、様々な舞台照明を担当しています。

 

今回は特別に、なかなか見ることができない舞台裏での齋藤さんの仕事ぶりをご紹介します。

本番の約3週間前から舞台をイメージ 想像しながらプランニングを行います。

そしてそれを図面に起こす「照明仕込図」と呼ばれるものを作成します。

いわば舞台照明デザインの設計図となるものです。

プランニングは、上演されるジャンルや内容によって大きく変わるのだとか。

演劇の場合は台本を読み込むことから始まりますし、音楽の場合は音源を聴くことから始まります。

内容の理解はもちろん、舞台の広さや設備・機材などの多くの情報を勘案して最適なデザインをします。

本番前日、リハーサル 

演者が演じる内容を確認し演出上のキッカケ(タイミング)を確認していきます。

この時に場面ごとの照明シーンや映像シーンも創り上げていきます。

さらに演者、スタッフ全てのセクションが本番通りにリハーサルを行う「ゲネラルプローペ(通称:ゲネプロ)」というものを行います。これは基本的に何が起こっても止めません。最後まで通してその後、ダメ出しや最終確認などを行い本番へと臨みます。

本番当日、緊張感が漂い照明を操る集中力が伝わってきます。

ひとときも舞台から目が離せません。間違いが許されない一発勝負の世界です。

                                                   

以下、齋藤さんとの対談をまとめました。

━━照明の仕事をしていてやりがいはどんな所ですか?

やはり舞台を観てくれた方が喜んでくれることです。

 また自分のイメージしたものが具現化し想像以上のものになった時に喜びを感じます。

━━齋藤さんが舞台照明をデザインするのに、特に力を入れている事はありますか?

近年は照明演出の延長線上としてプロジェクタを使用した「プロジェクションマッピング」を

舞台でも積極的に取り入れています。どちらも「光」を使った演出ですね。

また舞台だけではなく建築物への投影やひとつのアート作品としてもプロジェクションマッピング作品を制作しています。

━━照明関係や舞台関係に、興味がある若者が何から学び始めたらいいですか?

まずコンサートやお芝居など何でも良いので生の舞台を観に行く事です。

絵や写真、自然風景を普段からよく観察する事や新しい事に挑戦する心が大切です。

 技術や知識も大切ですが、創造力を身に付けることが大切です。

━━飯田市へ移住してみての感想やこの街に思うことをお聞かせ下さい。

とにかく食べることとお肉が好きなので、焼肉屋さんが多いのは嬉しいです。

食べ物は美味しいし、人はあたたかいし、とても住みやすい良い街だと思います。

人形劇もとても盛んで、沢山関わらせて頂いています。文化の醸成を感じる街だと思いました。

━━今後、飯田市の建物でプロジェクションマッピングしてみたい場所はありますか?

ずばり飯田美術博物館です!!あの特徴的な屋根に大自然の素晴らしさを投影してみたいです。

━━齋藤さんの活動に興味がある方はどこで見ることができますか?

いろんな場所が仕事場になるので、ご連絡を頂ければ見学OKです。

(メールアドレスlighting.visual@gmail.comからご連絡下さい)

主な活動は、舞台における、あらゆるジャンルの照明デザイン、プランニング

喬木村ふるさと祭りでのプロジェクションマッピング

皆さん「プロジェクションマッピング」はご存知ですか?名前は聞いた事はある人はいるかもしれませんが、

この様に建物やオブジェクトに合わせて映像を投影する技術です。齋藤さんプロデュースの動画がございますのでご覧ください。

旧飯田測量所 
https://youtu.be/Ucoz01S3Oso

喬木ふるさと祭り
https://youtu.be/HYbtRWf390U

飯田人形劇フェスタにて初の人形劇とプロジェクションマッピングによる演出
https://youtu.be/D7pCmX3p-HY

伊吹あいミュージカルスタジオの定期発表会の映像演出と舞台照明デザインを担当

 

2017年8月信州高遠美術館「12人のデザイナー展」にて、プロジェクションマッピング作品の展示
高校演劇連盟共催の舞台技術講習会にて講師活動(舞台機構・照明・映像)
6/29~7/3 飯田創造館 「書とのコラボレーション」

ヘアスタイリングのポイント

髪が軽く見えるようにアッシュグレーのベースカラーに、顔周りにポイントカラーを入れてあるので、全体にジェルをしっかり揉み込み、毛束を作ります。
毛束をつまみながらスプレーで固めることで、1日崩れないヘアスタイルの完成です。

 

今後の活動

8/3 飯田文化会館大ホール いいだ人形劇フェスタ2018・世界人形劇フェスティバル
オープニングセレモニーでのプロジェクションマッピング 

 

齋藤 秀一さん

Facebook https://www.facebook.com/shuichi.saito.16

Mail lighting.visual@gmail.com

 

 

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