今回インタビューを受けていただいた大平さんは飯田市の出身。飯田市で生まれ育ち、名古屋の大学に進学。さらにフィリピン・オーストラリアに2年間の留学およびフロントエンドエンジニアとしての活動を経て、大手広告代理店・制作会社に就職。現在は独立して、東京と飯田の往来をしながらウェブ制作などを手がける株式会社Weblitを立ち上げ、代表取締役を務めています。
「ITやビジネスの力で都市と地方の架け橋になりたい」と語る大平さんが飯田で働きながら一体どんな暮らしをしているのか伺ってきました。
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出身地 飯田市
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現居住地 東京都
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開業 2022年10月
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仕事/暮らし WEB制作会社経営 / 都市と地方の架け橋
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━━大平さんは現在どんな活動をされていますか。
「都市と地方の架け橋へ。」を理念に、会社経営をしています。東京で仕事と情報とお金を作って、地元飯田をはじめとして地方へ地域活性化につながるようなアイデアや新しいビジネスなどクリエイティブを還元するために活動しながら、現在は天龍峡での地域活性化プロジェクトのお手伝いをしています。
━━大平さんの会社では現在どんな事業を行っていますか?
Webサイトの受託制作と、Webサイト制作におけるヒアリングの手法を使って、様々な事業のマネタイズを考えるお手伝いをしています。
また、現在ブロックチェーンやNFTをはじめとするWeb3.0領域の技術を使って、地域課題の解決につながる方法を模索しています。
━━起業しようと思ったきっかけはなんですか?
昔からいずれ起業を見据えていたのですが、前職の会社で働いていた際に地元である飯田のIT分野やビジネスについて調べてみたところ、今の自分の持っている技術や知見を活かせば、地域の課題の解決やより暮らしやすいまちづくりにつながるのではないかと思い決意しました。
━━実際起業してみて構想時とのギャップはありましたか?
高校を卒業してから10年間飯田を離れていたのでこの地域でビジネスをやるにあたってほとんど人との繋がりが無いことを心配していました。でも、いざ起業して飯田に帰る機会が増えてみると、口コミで仕事が繋がったり、色々な人を紹介をしてくれたりと応援してくれる人が多いので良い意味でギャップを感じました。
━━起業するにあたっては様々な地域が候補としてあったかと思いますが、飯田を選んだ理由はなんですか?
やはり自分の生まれ育った飯田という地域で情報の整理を行なって、より良くしていきたいと思ったのが大きいです。
また、今後リニアが開業した時には飯田が外から見られる機会も増えるので、様々なビジネスの機会や展開があると思っています。
━━出身者として、また起業家として、今後どんな飯田になるといいと思いますか?
ひとことで言うと、夢を持てる地域になるといいなと思います。
自分のやりたいことをやろうという人が増えれば、それだけそこに面白いビジネスやプロジェクトが増えていく。そんな挑戦の積み重ねによって、より面白い夢のある飯田になると思っています。
━━今後の活動の展望をお話しいただけますか?
本業であるウェブ領域での展開はもちろん、もっと超長期的な目線で地域が面白くなる施策を考えていきたいです。
地域の伝統工芸などの歴史や文化を後世に引き継いでいくために、ITや情報という武器を活かしてアップデートしていきたいと思っています。
━━同じように飯田での起業やUターンなど考えている後輩に伝えたいことはありますか?
今の飯田には若い人たちがワクワクするような働き口やが少なく、起業や何かを始める土壌があるのか不安な人で、戻ってこれない人も多いと思います。
そんな人たちに、面白いことや新しいことは自分で作ることができるということを伝えたいです。また自分もそんな不安を経験しているので、一緒に何かやれたら嬉しいです!
株式会社Weblit
○事業概要
高品質かつ使いやすいサイトを月々1万円(税抜)から制作・保守を行うサービスを展開。
https://weblit.jp/
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